アウディとTTTech、ラスベガス開催のCESで自動運転車を実現するキー・テクノロジーを展示

2014年1月7日

アウディはテクノロジー・パートナーのTTTechと協力して自動運転車向けキー・テクノロジーを導入し、ラスベガス開催のCESにて「技術による先進 ( Vorsprung durch Technik )」を披露しました。TTTechはタイムトリガー技術に基づく高信頼性ネットワークと、モジュール方式セーフティプラットフォームの最先端のプロバイダーです。TTTechの先進運転支援システム(ADAS)プラットフォームを採用することで、アウディは自動駐車・自動運転など、安全性レベルが異なる多様な革新的な機能の統合を可能にしています。自動運転は急速に現実のものになりつつあります。アウディは市場における最良かつ最も成熟したセーフティ技術を追求する中で、この重要な自動車イノベーションを実現するキー・テクノロジーを有するTTTechと10年以上前に出会いました。

アウディとの戦略的パートナーシップが大きな成功を収めている間、TTTechは航空、宇宙、産業の各市場のリーダーと協力し、ネットワーク技術のデタミニスティック・イーサネット(TTEthernet)、完全に配置場所独立で観測可能なミドルウェア(TTIntegration)、異なるクリティカリティ対応のセーフティ・プラットフォーム(TTSafety)をすでに導入していました。事実、NASAの次期宇宙船の多用途乗員宇宙船オリオン(MPCV)は、アビオニクスシステムの基幹ネットワークとしてTTTechのTTEthernet技術を展開しています。

ごく最近ではTTTechはモノのインターネット(IoT)をリアルタイムで可能にするキー・テクノロジーとしてデタミニスティック・イーサネットを確立するべく、シスコとの協力を始めました。

これらの活動は、TTTechが提供する非常に堅牢でネットワーク化された世界レベルのコンピュータープラットフォームに重要な要素をもたらし、この要素をサポートしている半導体とソフトウエアのサプライヤーのエコシステムを確立するのに貢献しています。このエコシステムは、アルテラ、インフィニオン・テクノロジーズ、NVIDIA、NXP、テキサス・インスツルメンツ、ベクター・インフォマティック、ウインドリバー、ザイリンクスなどから構成されています。

このアウディ、TTTech、革新的ハイテク・サプライヤーとの間の自動運転車をめぐる協力関係は、情報と制御技術の融合を示しており、zFASと名付けられた高度に統合されたプラットフォームである電子制御ユニット(ECU)につながることになります。zFASは複雑なマルチコアネットワークをベースとし、高度なセンサーフュージョンと、自動駐車・自動運転など、安全性レベルが異なる多様な革新的な機能をを提供します。

アウディの電子技術最高責任者であるリッキー・フーディは、次のように述べています。「当社の目標は自動駐車・自動運転におけるリーダーシップです。この目的のために、TTTechとアウディは非常に高度で高性能な中央電子制御ユニットを開発しています。この電子制御ユニットは、今日のアウディA4の電子アーキテクチャをすべて上回る性能と演算能力を装備します。当社はこの高性能システムを利用して、すべてがインターネットに接続された世界における自動駐車・自動運転に向かって道を踏み出しています。」

TTTechの取締役であり、共同創業者のStefan Poledna博士は、次のように述べています。「業界を超えて認められた当社のコア要素技術を活かして、アウディの目指す自動運転のビジョンに向けて飛躍できることを誇りに思います。」

From left to right: Alejandro Vukotich (Head of Driver Assistance Systems, AUDI AG), Ricky Hudi (Head of Electronics, AUDI AG), Ulrich Hackenberg (Member of the Board for Technical Development, AUDI AG), Georg Kopetz and Stefan Poledna (TTTech Executive Board), Thomas Müller (Head of Braking, Steering and Driver Assistance Systems, AUDI AG)