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TTX-Connexion

2008年11月3日

自動車ネットワーキング・ソリューションを専門とする TTTech の子会社、TTTech Automotive が、TTXConnexion の最新バージョンをリリースします。FlexRay ネットワークと CAN ネットワークのゲートウェイ、および、データ処理、データ分析、ロギングの機能が結合した TTXConnexion は、実験と車両試作のための汎用ツールとして幅広く使用されています。

TTXConnexion のゲートウェイ機能は、CAN ネットワークと FlexRay ネットワークを自在に接続できるため、システム統合と車両試験を迅速に実行することが可能になります。TTXConnexion は、異なる開発ステージのECU間のデータ変換を実現するため、開発、統合、試験において、最大限の柔軟性を発揮することができます。

TTXConnexion は、FlexRay ネットワークと CAN ネットワークのシステム統合に有効なツールであることが実証されています。そして、今や当社の実験と主要自動車メーカーでの車両試作に欠かせない要素と なっています。」(Marc Lang - TTTech Automotive 社 Director Sales)

TTXConnexion の最新バージョンは、装置に接続する全てのFlexRay バスと CAN バスに、ON/OFF可能な終端抵抗を提供しています。抵抗は装置のボタンでON/OFFを切り替えられるため、外部終端抵抗をバス上で使用する必要はあ りません。小型で携帯可能な TTXConnexion は、FlexRay ネットワークと CAN ネットワークのシステム統合をプロトタイプ段階から量産段階までサポートする理想的なソリューションとなっています。TTXConnexion側のコネクタはCAN・FlexRayそれぞれのネットワークバスごとに用意されており、必要に応じてケーブルの接続・取り外しが可能です。

その上、TTXConnexion のトリガ・コンセプトを最大限に活用することが可能です。ツールに設定したトリガはLEDで表示されるため、希望の動作を容易に設定・確認することができ ます。拡張データ・マニピュレーション機能を使用すれば、希望の処理回数を設定して、その処理を繰り返し実行することが可能です。TTXConnexion では、(特に、走行していない車両の)電流消費量を抑えるために、装置を低消費電力状態に保つことができます。この、いわゆる「スリープ状態」は、ウェイ クアップ状態と同様に設定可能なものであり、(ウェイクアップまでの)ディレイ時間を導入することもできます。

TTXConnexion は試験プロセスに迅速に統合することが可能であり、容易に設定することができます。データの記録や分析に対応するソフトウェア・ツールを使用すれば、エラーのリスクを効率的に検出し、試験の生産性を向上させることができます。

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